冒険すること、体験すること、触れること。

人間の事が知りたくて、YOGAの先生に師事している現世的なブログです。

ジャック・マイヨール 人間の限界

前日の記事で、

故木下 紗佑理選手について触れましたが、

自分も大学生の頃にやっていた競技なので、

どんな競技なのか?と書いて行こうと思います。

 

素潜り?

自分は、大学生の頃、海に潜るダイビングをする部活に所属しておりました。

主な活動は、下記となります。

 

・素潜り 

・スキューバダイビング

 

共に海に潜るのですが、

道具の数が圧倒的に違います。

 

素潜りであれば、最低

・マスク

・シュノーケル

・フィン

・水着

 

あれば良いですね。

 

キューバダイビングは、

素潜りの道具に付け加え、

 

・タンク

・レギュレーター

・BC

・ウェットスーツ(安全のために来た方が良いと思います。)

・残圧計

・深度計

・コンパス

・時計

 

これらがいるます。

さらに民間認定の資格ではありますが、

Cカードの取得も必要となりますね。

 

文字にしてみて思いますが、

キューバダイビングって割と大変な感じしません?

自分もスキューバダイビングの道具の多さが嫌で、

素潜りを好んでやっておりました。

身軽な感じが良いんですよね。

 

素潜りしていくと、

だんだん海の深い部分に興味が出てくるんですよね。

人間の限界というか、
人間って、どこまでいけるんだろう?って

 

ジャック・マイヨールとは何者?

海を潜る部活に所属していたもので、

部員は大概、海好きでしたね。

 

皆が好きなものとして、

グラン・ブルーっていう映画がありました。

リュック・ベッソン監督の映画ですね。

 

素潜りでの世界記録を目指す人たちの物語なのですが、

ここで素潜りと言うレベルでは無い、

なんと水深100mを潜る人間が出てくるわけですね。

それが、ジャック・マイヨールで実在の人物なのです。

 

ちなみに、記録としては、

 

・1966年:60m

・1976年:100m

・1983年:105m

 

と言うとんでもない記録を残している偉人です。

 

実際に沖縄でお会いしましたが、

胸板の厚さが凄くて、肺の大きさを感じましたね。 

 

このようにどれだけ深く潜れるか?を競うのが、

フリーダイビングやアプネアと言う名前のつく競技となりました。

 

フリーダイビングとは

競技性を持つ素潜り、フリーダイビングですが、

競技なので、実際様々に種類があります。

 

スタティック・アプネア(STA)
 呼吸を止め、水面に浮き、その時間を競う。

 

●ダイナミック・アプネア・フィン無し(DNF)
 呼吸を止め、フィンをつけること無く泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競う。

 

●ダイナミック・アプネア・フィン有り(DYN)
呼吸を止め、フィンをつけて泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競う。

 

●コンスタント・ウェイト・フィン有り(CWT)
呼吸を止め、フィンをつけて自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う。
潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。
またガイドロープをつたって潜降、浮上してはならない。

 

●コンスタント・ウェイト・フィン無し(CNF)
呼吸を止め、フィンをつけることなく自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う。
潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。
またガイドロープをつたって潜降、浮上してはならない。

 

●フリー・イマージョン(FIM)
呼吸を止め、フィンを装着せずにガイドロープをつたって垂直に何メートル潜れるかを競う。
潜水中、ウェイトの量を変えてはならない。

 

●ヴァリアブル・ウェイト(VWT)
ザボーラという乗り物に乗って潜降し、ロープを手繰って浮上する。
潜水中、ウェイトの量を変えても良い。

 

●ノー・リミッツ(NLT)
ザボーラという乗り物に乗って潜降し、浮上する。
浮上にエアリフトなどを使用しても良い。
また浮上にガイドロープをつたっても良い

 

この中で、

ジャック・マイヨールは、

CWTでの記録となります。

 

現在の世界記録は、

CWT 129m

 

となっています。

自分が、40m程度しか行けなかった事を考えると、

恐ろしいです。

 

この競技の魅力

上記にも一部書きましたが、

この競技の魅力って、

 

・海との一体感

・人間の可能性、限界を垣間見れる

 

この辺りが上がると思います。

 

深く潜るには、

思考を無に近い状態にしないと、脳が酸素を消費してしまうので、

瞑想状態になる必要があるので、

必然的に、

 

海との一体感。世界の一部である。

と感じれる瞬間があるんですよ。

 

それは、ある意味至福のひと時です。

 

海の中、まして深い部分を目指すので、

厳しい環境の中で、どう自分をコントロールするか?

恐怖心なんか出てしまっては、すぐに苦しくなりますからね。

 

瞑想やヨガが好きな人なんかも、

自分が実際どれくらい出来ているのか?

チェックできる体験でもあるかもしれませんね。

 

また、

身一つで、潜りますので、

自分の能力、限界値

が分かりやすく示されるのも魅力の一つだと思います。

 

 

PS

フリーダイビングについては、

身体的にあまり適正がなかったように思いますが、

Yogaや瞑想に興味を持ち始めたのも、

この競技のおかげだと思っていますね。

まだまだ書きたいことあるので、今後も書いていこうと思うテーマですね。