アプネア・フリーダイビング 人間の身体の神秘 その3 やっぱりイルカは人に近い?
前回の動画では、
水中を自由に軽やかに動き、泳ぐ動画紹介しましたが、
今回は、水中はどんな所で、身体に何が起きているのか?
について書いていきたいと思います。
水圧
水中とは、やはり過酷な環境です。
私達は、普段の生活では、大気から圧力を受けています。
水中に入れば、10m潜るごとに1気圧ずつ圧力が増大していきます。
よって、
フリーダイビングで深い場所へ潜った場合、深度が増せば増すほど、圧力が増大し、
人体に影響してきます。
人間の肺の大きさは、ご存知でしょうか?
思っ切り息を吸い込んだとして、約5リットル程度だそうです。
これが、水深40mに潜ると、気圧のため肺が押しつぶされ、
平常時の3分の1程度!
1.5リットル程度!
まで圧縮されるようです。
1950年代の医学界は、
「水深40m、潜水時間3分を越えれば確実に死ぬ」という結論に至り、
フリーダイビングの競技禁止を訴えいた程だそうですね。
イルカ≒人間
でも、実際にそれ以上深く潜っても生きてますよね。
これってどう言うことでしょうか?
イルカって哺乳類ですね。
水中に住む哺乳類は、
水圧の変化に対して、脳・心臓・肺・肝臓など生命にとって重要な臓器だけに、
血液を循環させる現象が起きている言うのです。
これを
「ブラッドシフト現象」
と言います。
この現象が、陸に住む私達人間の体の中で起こっている可能性があるというのです!
海の中。特に深く潜ると、こんな現象が起きるって驚きですよね。
やっぱり私達人間は、海から来たのでしょうかね?
イルカは、人間に近いと言われていますが、
人間がイルカに近いとも言えますね。
海に潜る。
そもそも人間の持っている欲求でもあるのかもしれませんね。
PS
イルカやクジラが人を魅了してやまないのはこの辺りかもしれませんね。
ちなみに、海好きでイルカやクジラ好きな人が、
進学先として、琉球大学を志望する場合がありますが、
琉球大学では、イルカやクジラの研究していないとことなので、
注意が必要です。
沖縄科学技術大学院大学なら可能かもしれません。